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相方と一緒にばりおk。ここのmobはノックバックしないのでペア狩りするときのタゲ取り(マグナムブレイク)が楽だと相方が申しておりました。ほぉー…(AB6人持ちニワカの感想)。♂アカウント育成は一段落、130前後にするにはヌヌヌで多分十分でしょう。ポ桜イベントも意味が解らないくらいおいしいですね。無心に木こりが如く木屑を集めて参りましたよ。

さて、元からROから離れた部分でも書き物が趣味でも仕事でもあるのですが、ここ最近はRO二次創作熱が熱いです。そんなわけで今回も相棒のキャラを借りて書いたものをぴこーん(起動音)。相方のキャラも出ているのですが、名前を出すのがNGかどうかを聞き忘れたので、少しばかり隠蔽工作。

この後の話もなんとなく書きたいなと思っています。相棒のIN率を考えるとこのPTを維持するのがつらいため♂アカに130WLを! という流れもあったため、このトリオはいったん解散。解散する理由を妄想力をフル活用して文章にしたいと思います。今回はとりあえず、万事屋な彼らの冒険のひとひらを、よろしければどうぞ。

(タイトル不詳)

消えたとある人物の行方を追ってほしい。そう、秘匿の依頼があった。ここに来た理由は、それだけだった。
「……っ、はー……、…あいつがいないって案外辛いかもね」
夢見鳥――夜が言う。『あいつ』とは、彼女が普段共に行動するパーティーの一員のアークビショップの青年のことだ。
「珍しいな、弱音か?」
ぎぃん、と刃がなる音がした。飛びかかってきた宝箱に擬態する魔物――エンシェントミミックの牙を、その箱部分毎グリフォンの上から斬り伏せて、ロイヤルガードたる糸灯もまた、上がった息を整える。
「弱音じゃないしー」
くいと細いポーション瓶を傾けて中身を飲み干し、夜は口元を拭い笑った。
「でも、本気出さないと依頼達成できないかも」
「ああ、それは私も思う。――消えた人物が、生きている可能性は限りなく低いがな」
「一般人ならここの魔物に絡まれた時点で即死してるだろうし、ね……」
――タナトスタワー。
それが、今彼女たちが乗り込んでいる魔物の巣窟の名。
「この階にも情報はなさそうだ。上がろう」
「オーケー。……う、今ので最後の白ポ」
「慎重に行こう。私より前に出るなよ、夜」
了解、と砕けた敬礼を返して夜は糸灯の言葉に応じた。
次の階へのワープポータルを踏んだ瞬間、視界は暗転する。
「――っ!?」
再び開いたふたりの眼に飛び込んできたのは、己らを囲う、禍々しくも美しい天使達の姿だった。天使達は光のない目で、ふたりを見た。アマツに伝わるだろう、かごめかごめという歌い出しの古い民謡にでも倣うかのように、天使達はふたりに害意を向ける。
「数が多すぎる、一旦戻って――!」
「ポタが消えてる! 戻れない!」
「なっ……!?」
今しがた来た魔力の道は消えていた。残るのは、地面に設置された魔法を無力化する魔力の残滓。
ふたりは瞬時に同じ考えに辿りつく。
禍々しき天使達が襲い掛かってきたのもまた、その瞬間だった。
「罠か……!」
「くっそ……! そーだねそーだよね! 万事屋やってるって言ったって、秘匿の依頼なんて中々来るもんじゃな、――っ!」
「夜ッ!」
天使の剣が、夜の身に向け袈裟懸けに振り下ろされる。ぱっと散った血の花が無機質な美しさを持つ床を汚した。
糸灯は即座に魔法の鎖を夜へと飛ばした。それは傷を受ける者達の痛みを肩代わりする、献身の魔法。糸灯の瞬時の判断がなければ、夜は今ここで斃れていたことだろう。
「夜! 大丈夫か!」
「ごめ……」
咳き込むと同時に夜が血を吐き出す。よろめいた夜を糸灯の手が支える。その間にも容赦なく続く天使達の攻撃に、じりじりと糸灯もまた体力を削られてゆく。
「……っ……」
「夜、無理はするな、なんとかここを突破すれば――!」
糸灯のかけた声に、夜は苦し気に顔を上げ、しかして薄らと笑ってみせた。それは、彼女のスイッチが入った瞬間でもあった。
「ご、めん。……も少しだけ、時間を稼いで。――糸が肩代わりしてくれる痛み、傷、無駄にはしない……!」
両手杖を掲げた夜が、囁くような声で詠唱を開始する。その声を耳に、糸灯は苛烈な攻撃に耐えながらも、ふ、と笑ってみせた。
「……そんな事は解っているさ。――任せたぞ」
数種の天使達の容赦ない攻撃は、糸灯の体力を見る間に削ってゆく。盾と剣をその手に持ち、多量の天使達の攻撃を、ぎりぎりのところで糸灯は耐える。
「斃れるわけには……! いかないんだッ! 夜も、私も!」
そのときすっと、空気が変わった。
清浄なる風が、どこからともなく吹き抜ける。口元を血で汚したままに両手杖を掲げ、夜は天使達に言い放つ。
「――此処は人の領域。天使とて悪魔とて、その存在を許されないことと知れ!」
雷鳴が如く発現した魔法の名は、テトラボルテックス。幾色もの光が天使達を一斉に貫いた。断末魔を残し消えゆく天使達が、各々の武器を取り落とす。
献身の鎖は時と共に消失し、辺りには静寂が残るのみとなった。
ふらりとよろめいた夜を、グリフォンの上から慌てて手を伸ばし、糸灯が支える。出血量が多すぎるのだ。早く戻らねばと急く気を押さえていれば、夜が苦し気に目を開いた。
「……ま、りょくの残滓、が、消えてる……」
「!」
へらりと「もうだいじょぶ」と笑い、夜は意識を手放す。
その手が指さした先には、帰り道に繋がるワープポータルがその存在を光の渦で知らせていた。

入院は嫌だ家に帰りたいと半泣きになった夜は、絶対安静を条件に、苦笑する糸灯と共に病院を出た。
「まぶしい」
「目隠し、しててもか」
「うん。半霊は気を抜くと太陽に焼かれて昇天しちゃう」
「……! それは……」
「いやいや、冗談冗談」
真顔で心配そうな声を上げた糸灯に、夜は慌てながらも笑ってみせた。その様子に毒気を抜かれたように、糸灯もまた「仕方のない奴だ」と朗らかに笑った。
万事屋事務所とは名ばかりのシェアハウスに辿りつけば、中にいるのは風邪をひいている青年ひとり。
「おーうただいまー。寝込む人が増えたぞー」
「……はぁ? ……うわ、何その包帯」
「良い子ががんばった勲章。ごはんは糸が作ってくれるって。おかゆさん」
まだ風邪も完治していないのだろう。咳き込みながら胡乱な瞳を向けられて不服そうにしつつも、夜はそう青年に伝え自室の寝台へと向かう。座るだけで痛む傷に顔を顰めつつ、夜は目隠しを解いた。薄紫の瞳が窓外から差し込む光に、眩しそうに細められた。
――半分ははなから死んでいる。けれど、生きている。
じんわりと目の端が潤む。
「――死ぬのは、怖いなあ……」
とさりと体を預けた寝台が、幽かに軋む音を立てた。

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